移転してから一度も行けていなかったイエローに、ようやく行ってきました。
1996年から29年間営業した南3条西1丁目の店を2025年6月に閉め、7月30日から南1条西4丁目のビルの地下で再スタートした店です。
階段を下りたところに木の看板が出ていて、入口には現金のみですという案内が置かれていました。
店に入ったのは12時10分で、席に着いたらスマホでQRコードを読み取り、そのまま手元で注文する仕組みになっていました。
頼んだのは角煮と野菜のスープカレーで、辛さは1.5番、ライスは少なめです。
辛さは1番にするつもりでいたのですが、1番には辛みがまったく入っていないとのことでしたので、多少はあったほうがいいと考えて1.5にしました。
一緒に行った友人は期間限定の、自家製肉じゃがコロッケ2種と枝豆入り豆腐ナゲットのカリーに鶏団子をトッピングしていました。
入店するお客さんがちょうど重なっていたようで、運ばれてきたのは12時36分でした。
皿の中は完全に真っ白で、上にバジルが散らしてあります。
この白さの正体は、136℃・3.2気圧の高圧釜で豚骨と鶏ガラの旨味を100%抽出したブイヨンなのだそうです。
骨から溶け出したゼラチンや脂が乳化するまで炊き出されているから白く濁り、あの濃厚なコクになるという理屈で、札幌のスープカレー店でこの高圧釜を使っているのはここだけとのことです。
スープを飲んだ瞬間は爽やかなスパイスが立ち、そのあとに濃厚な甘みが残って、最後に和出汁が香ってきます。
辛さ1.5でしたが、かなり辛いです。
3というレベルではなく、体感では4に近いと思います。
辛いものがあまり得意ではない方は、数字ひとつぶんの差をかなり大きく見ておいたほうがいいかもしれません。
大きめの角煮が2個入っていて、ブロッコリー、にんじん、オクラ、うずらの卵、なす、ヤングコーン、かぼちゃ、じゃがいも、ピーマンと野菜が並んでいました。
じゃがいもは皮が丁寧に剥いてあり、にんじんは2分の1本ほど、ピーマンもなすも半分と、ひとつひとつのカットがかなり大きいです。
友人から鶏団子を1個もらったところ、中まで味がしっかり入っていて、これもおいしくいただきました。
塩気は強いほうではなく、スープの温度が高いうちは少し物足りなく感じるかもしれませんが、冷めていくにつれて上がってきて、食べ終わるころにちょうど良くなります。
野菜の量も調理の丁寧さも申し分がないので、野菜が足りていないなと思ったときにも向いていると思います。
トマトがガツンと効いたスープカレーとはまったく別の方向で、濃厚でクリーミーで、そこに和風の出汁がのっている独特な一杯でした。
一通り有名店を回ったことのある方にこそ、試していただきたい味なのだと思います。おそらくですが。