8月12日の札幌は32度まで上がるようで、こういう日はどこへ行くにも移動そのものが負担になります。
今日向かうのはしゃば蔵で、地下歩行空間から行ける場所なので、暑い日でも動きやすいのはありがたいところです。
地下歩行空間とビルが直結しているため、夏はもちろん冬も外に出ることなく店まで辿り着けます。
11時24分に到着すると、すでに9名が並んでいました。
平日でもいつも並んでいる印象で、予約して待っている方も多いので、確実に食べたいのであれば早めに並んでおいたほうがよさそうです。
11時32分に入店して、11時38分に注文しました。
頼んだのは羊骨(ようこつ)スープの煮込みラムバーグで、辛さ1、1650円です。
野菜は9品と15品から選べるので、9品のほうにしました。
紙のエプロンも置いてくれて、こういう細かい配慮はうれしいものです。
この時点で店内はすでに満席でしたが、お盆休みということもあってか、人は若干少ない印象でした。
提供されたのは11時51分で、土鍋のまま運ばれ、蓋を開けるとスープがぐつぐつと煮立っています。
辛さは2で中辛と聞いていたものの、1でも十分に辛く、感覚としては3か4くらいに感じます。
スープは飲んだ瞬間にかなり爽やかで、羊のスープはどれほどの重さなのかと身構えていたわりに、色もそれほど黒くはなく、わりとあっさりしています。
クローブのあたりが効いていて、体にもじんわり効いてくるような感じがします。
塩加減はあまり感じないので、スパイスと塩のバランスがよほど良いのだと思います。おそらくですが。
スープの上にはバジルが乗っていて、油は少なめです。
野菜はレンコン、キャベツ、茄子、じゃがいも、にんじん、ピーマン、うずらの卵、大根、揚げたごぼう、かぼちゃが入っていました。
ハンバーグはメニューに160グラムとありますが、見た目にはもう少しありそうな大きさに感じます。
ひき肉がかなり細かいので粗挽きのような肉々しさはないものの、そのぶんスープによく絡み、羊のスープと羊のひき肉がしっかり重なります。
スープに負けない濃さがあるので、スパイスも塩もかなり入っているのだろうと思いながら、とてもおいしくいただきました。
大根とにんじんは柔らかく煮込まれていて、茄子は1/2本が入り、網の目状に隠し包丁が入っています。
ごぼうは周りに衣がついていて、塩味がある感じでおいしいです。
食べ始めて10分が経ってもスープは熱いままで、土鍋の力を感じます。
スープの量が何ccかまではわかりませんが、一般的な店より50ccほど多い感じがして、最後までおいしくいただけました。
会計を済ませて外に出ると、5、6名のお客様が並んでいました。
時間は12時15分で、お盆休みに入っている会社も多い日ですから、通常の平日であればもっと混んでいるのだと思います。
羊のスープは、ジンギスカンなどで羊を食べ慣れている北海道の人にはあまり癖に感じられないのかもしれませんが、食べ慣れていない観光の方には結構な個性に映るのかもしれません。
私はスープカレーというのはスパイスがガツンと効いていて、そこに癖のあるものが合わさるとよく馴染むと考えていて、納豆が入っていてもおいしいですし、鯖も生臭さが気にならなくなります。
そういう意味では臭みがあることはむしろ相性の良さで、少し変わったスープカレーを食べてみたい方にこそ向いているのだと思います。